大川隆法総裁法話「愛は風の如く――“Love Blows Like the Wind”」より抜粋

（『信仰のすすめ』第4章所収）

あなたがたの多くは、まずほとんどの人は、あの世の霊存在というのが目に見えないでしょう。ただ思想的には「あなたがたには守護霊がいる」とか、あるいは「光の天使たちがあなたがたを

常に助けようとしている。あなたがたを指導しようとしている」ということは、思想としては頭では考えたことがおそらくおありでしょう。一度、彼らの気持ちになって考えてみてください。目に見えない霊存在が、あなたがたを助けようとしている。あなたがたが幸福になるようにしようとしている。あなたがたが不幸な道を選ばないように、一生懸命あの世から応援している。導いている。

あなたがたが間違ったことをして悪霊とかサタンとかいうものに支配されるようになったら、それとも戦ってくれている。彼らは現実にあなたがたを幸福にするために日夜努力しています。現実にやっているんです。数多くの天使たちが仕事をしています。しかし、彼らの活動は誰もこの世の人は見ることができません。透明な愛です。しかし、彼らは活動をやめません。たとえこの世の人が理解できなくても、彼らの存在を認識していなくても、あるいは否定していても「天使なんかない 。あの世なんかない。霊なんかない」と否定してても、それでも彼らは地上の人たちを助けることをやめません。それはちょうど、あの風のように透明に吹き渡っていっているんです。「自分の存在を見られることはないけれども、しかし、通り過ぎた感覚だけは残る。人々を幸福にしようとする思いが地上の人たちを通じて この世に実現されようとしている」。それが天使たちの愛です。