現代の武士道精神とは【大川隆法説法集 Vol.22】

大川隆法説法集 Vol.22回 2023/11/30

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ラジオ番組「天使のモーニングコール」で過去に放送された、幸福の科学 大川隆法総裁の説法集です。

この動画でご紹介した法話「現代の武士道」は、書籍『現代の武士道』第2章 に収録!

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「今日で人生が終わるとしたら」のテーマに関連した、あなたにオススメの「天使のモーニングコール」はこちら♪

第1434回 悟りと人生

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第1585回 甦りの武士道

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第1591回 桜の美と大和の心

https://tenshi-call.com/broadcast/9239/

第1413回 心の指針「一日一生」

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大川隆法総裁法話「現代の武士道」より抜粋

(『現代の武士道』第2章所収)

人生 普通にいって三万日、長くても四万日 。生きられる人はそう多くはございません。

人生を三万日前後と考えますと、ちょうど目の前にある大きな葉っぱをつけた木があるとしたら、

その葉っぱが一枚一枚落ちていってるような状態かと思うんですね。

確実に、一日二十四時間は過ぎ去っていきます。

みなさま方もまた、みなさま方の前で話をしている私もですね、毎日毎日、葉っぱが一枚ずつ確実に落ちている状態で、最後には、この木に生えている葉っぱの最後の一葉が散ったときには、この世を確実に去らねばならないということになります。

これは逃れることのできない運命です。

仏教を学んだ人であっても、当然のことかと思いますが、その三万日がゆっくりと一枚一枚散ってくれるとは限らないのでありまして、台風が襲ってくるようなとき、暴風雨あるいは洪水、津波みたいなものもありますし、「今日一日、何ができるか」ということですね。

「一日一日が勝負で 、一日一日が人生の最期かもしれない。そう思ったときに、あなたはどう生きますか」という説いですね。

これに答えながら生きることが大事ですよ。

「十年後はどのようになるでしょうか」とか、そんなんではやっぱり駄目で、今日ありがたくも目が覚めたならば、朝起きて目が覚めたなら、「今日の一日で、自分の人生が終わるかもしれない。そのなかで何ができるか。何をすべきか。何をしなければ心残りであるか。思い残すことがないこととは何であるか。この一手を打てるか」ということを、やっぱり自問自答すること。

これは十分に、私は「現代的武士道」だと思ってます。

「明日できればいい」とか「来年できればいい」とか「次の人がやるさ」とか、こういうよくありがちな先延ばしや、それから「自分が傷つかなければいい」という感じかな。傷つかないで判断を保留にしたり先延ばしして、「自分のときに減点とか失敗がつかないようにして、世を過ごす。定年まで生き延びる」ということばかり考えるような、そういう人間にはなってほしくない。

「あなたに明日があるという保証はない」ということ。これは知っていただきたい。

だから、「今日できることは何なのか。なけなしの力となけなしの時間のなかで、一手を打つことが何かできるかどうか。何か考えることはできるか」。こういうことを、常に問うていただきたいんです。

毎日毎日、そういうつもりで「一日一生」で生きていたら、やっぱりほかの人とはかなり違ったものが出てくるだろうというふうに思うんですね。




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