大川隆法総裁「未来への扉」より

（書籍『信仰の法』所収）

“人生三万日”が終わったあと、人はこの世を去ります。インテリといわれる人の多くは、半分以上はおそらく 「人間機械説」みたいになっている方が多いと思います。

「心なんていうものはなくて脳の作用だ。脳がそう思っているだけだ」「（脳が）考えているだけで 判断して、脳が壊れたらもう何もできなくなるから、“植物状態”になったら死んでいるのと一緒だ」と、そういうふうに考える人が多いと思うけれど、どっこい、絶対にこれ間違っているんですよ。

死んであの世があるんですよ。本当にあるんです。これ間違いなくありますから。百パーセント保障します。

そうした唯物論教育を受けて、無神論あるいは 「神仏もいない。神様もいなければ天使もいない 。菩薩もいない 。死んだら終わりだ」と思っているような方々にも、死んであの世があります。

あの世があって、ストーンとそのまま地獄に堕ちる人もいます。これは悪い影響を人に与えて人を間違った方向に導いた人たちが行くところです。ストーンと地獄に行って、地獄はたくさん、いろんな種類の地獄があります。必要があればいくらでもその種類を教えてさしあげますけれども、そこまで行かない方々、単に自分が至らずに、あの世のことが分からなかった方というのは“中間場”みたいなところに行って、まずはどこに行ったらいいか分からない人たちが“中間地帯”のところでいるわけですよ。そして「あの世なんかあるはずないんだ」と。「肉体は死んだから、もう終わっているはずなのに、なんで私はいるんだろう？私は誰？ここはどこ？ここは何？」というような人がこのような会場に集まっているわけですよ。この人たちに説教をしながら、あの世での行き先をだんだんに仕分けていかなきゃいけないという仕事があります。そして、天国に納得して行かれる方もあれば、やっぱり地獄というところに行って修行なされる方もいます。これが近い将来か、遠い将来かは知りませんけれども、みなさま方の未来に待ち受けているものだし、またみなさま方のお知り合いの未来に確実に待ち受けているものであるんです。

あの世があるってことをね、教えてください。ものすごく大事なことなんですよ。あの世があるということを知っているということは、遡ってこの世の生き方が決まるわけです。そうであるなら、この世でどう生きなきゃいけないかということをあらかじめ決められるし、“予習”できるということだし、自分で答えが出せるということなんですよ。その質問に対して答えが出せるということ。だから、その結末を知った人は“逆算”して「今から残りの人生をどう生きるべきか」ということを 自分で決められるし、他の迷える人々ですね、実際に本当にあの世で死んだことも分からないで

五十年もたっている人、いっぱいいますよ。

本当にまだ五十年も七十年もたっても迷っている方々は、真理を知った人が家族のなか身内のなかに出てくることによって「救いの道」が開けるんですよ。