大川隆法総裁法話「長寿を得るためには」より抜粋

（『生涯現役人生』第一章 所収）

「自分が長く健康であることを強く信じてイメージする」ことですね。これが大事です。

やはり心のなかにイメージした、くり返しくり返しイメージしたものは成就してくるんですね。人間はそういうふうにできてるんです。

それは肉体というものに宿って生きてはいますけれども、この肉体もですね、やはり心の表現形態なんですね。心の表れが外に出てくるんですね。ですから、心に思った“かたち”が外に出てくるんですね。外見上、豊かな感じが出る人もあれば、貧相な感じが出る人もいますね。神経質な感じが出る人、寛容そうな感じが出てる人ね。いろいろありますが、そういう心の表現形態がこの肉体なんでね。肉体という形に心の姿が表れてくるんですね。

ですから「肉体をどうこう」ということもありますけど、まず心のほうのイメージで外見も出てきますし、性格っていうのも結局、心の表れですから。それが人生を決めていくんですね。

ですから、まず心のビジョンのところしっかり持たなきゃいけませんね。あまり早死にするイメージを持ちすぎてもいけないし、不幸な晩年のイメージ等持ったり、くり返し自分でそれを“予言”したりすることもちょっとよろしくないと思うんですね。

そうするとそれを引き寄せてきますのでね。ですからなるべく長生き長寿「幸福な長寿を得る」という自己の姿をくり返しくり返しイメージすること、信じることが大事ですね。

最後はですね、信仰の世界ですね。神様仏様にお任せする気持ちでいるのがいちばんよろしいですね。お任せする気持ちがあればですね、よろしいんです。あんまり取り越し苦労する方、持ち越し苦労する方はなかなか長寿を得られませんので。最後はもう「お役に立つかぎりは生かしてくださるだろう」ということで、神様仏様にお願いするというかたちで信じて、そしてイメージすることですね。

幸福な晩年をイメージしておくことが大事です。強く強く、何度も何度もくり返しですね、暇があったらイメージしておくことが大事です。それは必ず実現するんです。結論がそうなりますとそういうふうになるように、自分というのはだんだんできてくるし、波動が出てくるんですね。そういうふうになってきますから、そういう「信じる力」ですね「想念の力」っていうのを知っていたほうがいいですね。

よりよい未来を強くイメージしておればですね、引き寄せる。しかし破滅的な未来を考えている人は、そうなりやすいですね。だから、心の波長が合わないものは引き寄せ合いませんから、明るく生きてると悪いものは去っていきますのでね。だから逆に悪いものが来ても、それと同調しないので、比較的短い期間で離れていきますから。強い、そういう明るい思想を持ったほうがよろしいと思いますね。