幸福な長寿を目指して【大川隆法説法集 Vol.51】
大川隆法説法集 Vol.51回 2025/06/14
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ラジオ番組「天使のモーニングコール」で過去に放送された、幸福の科学 大川隆法総裁の説法集です。
この動画でご紹介した法話「長寿を得るためには」は、書籍『生涯現役人生』第1章に収録!
幸福の科学出版:https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=837
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大川隆法総裁「長寿を得るためには」より
(『生涯現役人生』第1章 所収)
「『長生きしたい』という気持ちもこれも執着なのではないか」というふうに感じられる方もいるかもしれませんね。「諸行は無常であるし、この世にとらわれてはならない。執着してはならない」ということであるならば、「長寿を願うということ自体が執着ではないのか」と。そういうことで
戸惑いもおありかと思いますが、しかしですね わざわざこの世に生まれてくるんですから。
生まれてくるのはなかなか大変でして、あの世からこの世に出てくるときにも、なかなか難しい手続きがありますし、またお母さんのお腹に宿るのも大変だし、その間何ヶ月もの間ですね、真っ暗な洞窟の中みたいな所でじーっと「赤ちゃんとして生まれてこられるかどうかまだちょっとわからない」という不安感。それから「過去、自分はどんなことをやったか」ということは全部ゼロになっちゃってですね、ただの赤ちゃんになっちゃう。そういうリスクを冒してわざわざ生まれてくるわけですから。それは、この世に何らかの勉強材料があって生まれてきているんですから「せっかく生まれる以上、できるだけ多くのものを学んであの世に還りたい」というのは、それ自体は執着とは思えないですね。
もちろん、それが転生輪廻の根拠でもありましょうから。そういうことで、この世においていわゆる物質的なものにあまり執着するということは問題がございますけれども、ただ「この世に生まれてきたということを、より充実させよう。意味あるものにしよう」ということ自体は、よいことだと思うんですね。
そういう意味で考えてみますと、どうもお年を召した方のお話を聞いても、いくつになっても学ぶことはどうもあるということのようなんですね。五十には五十、六十には六十、七十には七十、八十には八十。「九十になったら(学ぶことは)もうないか」と思ったら「まだある」と言うんですね。九十になっても学ぶことがある。百になってもあるらしい。どうもですね。九十代にならないと分からないこと、百にならないと分からないことというのがどうもあるらしいんですね。
だから「五十や六十で死んだようでは、まだ本当は人生をまっとうしていない」と。「まだ十分な勉強ができていないというふうに見える」とおっしゃるので、どうやら、いくつになっても学ぶことはあるらしいということで。それは、それなりにありがたいことですね。ですから、確かに年を取らねば分からないことというのもありますので、その意味で「今世を有意義ならしめる」ためには、充実した長寿というものを得るのもよいことだと思いますね。